ピアノを始めたいけれど、家に楽器がなくても大丈夫?

ピアノクラスにご入会される保護者様から、

「家にもすぐにピアノを用意しなければならないですか?」

というご質問をよくいただきます。

お子さまが楽しく続けられるか分からないうちに、楽器を用意するのは不安ですよね。

習い始めたばかりの段階で、すぐにピアノを購入する必要はありません。

特に3~4歳でピアノを始めるお子さんは、まだ指の力が弱い時期です。

もちろん、ピアノの鍵盤の重さや、弾いたときの感覚を知ることは大切です。でもそれは、レッスンの中で定期的に本物のピアノに触れることで、少しずつ身につけていくことができます。

まずは、

・習った音を鍵盤で探してみる
・鍵盤の並び方を目で見て覚える
・音を鳴らすことを楽しむ

といった経験を重ねていきます。

そのため、最初のうちは、鍵盤の軽いミニキーボードやピアノ絵本でも、レッスンで習ったことを振り返ることができます。

本格的な楽器を用意することよりも、お子さまが好奇心を持ち、自然に鍵盤に向かえるようになることの方が大切です。

レッスンを続けていく中で、

・ピアノに夢中になっている
・自分からピアノに向かうようになった
・もう少し弾けるようになりたいと言い始めた

という様子が見られるようになってから、楽器の購入を検討していただいても遅くありません。

曲が難しくなってくると、音の強弱をつけたり、指の力を育てたりするために、鍵盤の数や適度な重さのある楽器が必要になります。

その段階で、電子ピアノやアップライトピアノなど、ご家庭の環境やご予算に合ったものを選んでいただければ十分です。

現在は、アップライトピアノのレンタルサービスもあります。

お子さまの年齢やレッスンの進み具合、また何よりもご家庭の環境によって、適した楽器は変わります。

教室では、お子さまのご様子を見ながら、楽器を用意するタイミングや種類についても、ご希望に応じて講師と相談しながら進めています。

ピアノを始めるために、最初からすべてを整える必要はありません。

まずは音を鳴らす楽しさに触れながら、お子さまが「もっと弾いてみたい」と思える気持ちを、ゆっくり育てていくことを大切にしています。